うっかりやりがちな経費計上のミス

経費を計上する際には、いくつか注意すべき点があります。意図せず間違えてしまうと後から税務調査で指摘され、追加の税金やペナルティを支払うことになりかねません。よくある間違いを知り適切な経理を心がけることが、自分の事業を守るうえで大切です。税務調査は全ての事業者にくるわけではありませんが、いつきても慌てないように準備しておきましょう。

最も多い間違いの一つが、事業関連性のないプライベートな支出を経費にすることです。たとえば、家族との旅行代金や仕事とは全く関係のない友人との飲み会の費用などを経費として計上できません。たとえレシートがあっても事業に必要不可欠な支出だと客観的に説明できなければ、経費として認められるのは難しいでしょう。この支出は売上にどうつながるのかという視点を持つことが大事です。

接待のための飲食代なども、注意が必要な項目でと言えます。事業を円滑に進めるための接待は経費になりますが、その金額があまりにも高額だったり、頻度が多すぎたりすると本当に事業のためなのか疑問を持たれる可能性があるでしょう。誰と何のためにどこで会食したのか手帳や会計ソフトのメモ欄に記録しておく習慣をつけると、後々説明しやすくなります。

そのほか、事業で使う予定で購入したものの実際にはほとんどプライベートで使っている高価なものを経費にしたり、生計を共にする家族への給与を働きに見合わない金額に設定したりすることも指摘を受けやすいポイントです。経費計上の基本は事実に基づいていること、そして客観的に見て妥当であることと言えます。これらの注意点を念頭に置き、日頃から胸を張って説明できるクリーンな経理処理を心がけましょう。